解像感は正義
こんにちは。解像感至上主義・SIGMA信者になりつつあるげんせいです。
皆さんは撮影した写真を見て「なんか眠たい、解像感のない画像だなぁ」と思ったことはありませんか?
今回はそんな眠たい、解像感のない画像をPhotoshopのハイパスフィルターを使ってシャープにするレタッチ方法をご紹介します。
とりあえずやってみる
まずは実際にどのようにやるのかやってみましょう。細かい解説などは最後にまとめてします。
画像を開く
まずは画像をPhotoshopで開きます。この時点で大まかな修正や、レタッチなどを済ませておきます。
レイヤーを複製する
レイヤーを複製します。ここで複製したレイヤーをハイパスフィルター用のレイヤーとして使用します。
ハイパスフィルター用のレイヤーをスマートオブジェクトに変換する
ハイパスフィルター用のレイヤーをスマートオブジェクトに変換します。ここでスマートオブジェクト化することで後から数値の調整などが出来るので便利です。
ハイパスフィルターを適用する
フィルター > その他 > ハイパスフィルターを適用します。ハイパスフィルターの数値は大体3〜5pixelぐらいが違和感なくて丁度いい塩梅だと思います。
あまり数値を大きくしすぎるとエッジが目立ちすぎますので注意してください。
彩度を落とす
イメージ > 色調補正 > 色相・彩度で彩度を落とします。
レイヤーモードをオーバーレイにする
最後にハイパスフィルター用のレイヤーのレイヤーモードをオーバーレイに変更します。これで完了です。
ハイパスフィルターの効果を実際に比較してみる
実際にハイパスフィルターのレイヤーを重ねた効果を比較してみましょう。
左がハイパスフィルターのレイヤーを重ねる前、右が重ねた後です。


一目瞭然ですね。特に風景写真で使うと簡単にシャープになるのでおすすめです。
フィルターのシャープを使わない理由
フィルターにも解像感を増すシャープというフィルターがありますが、自分はそちらはあまり使用しません。
理由としてはハイパスフィルターを使った方が違和感のない仕上がりになるようになるからです。シャープのフィルターを使うと少しわざとらしすぎる絵作りになるような気がしまして…まぁ個人の見解ですが。
以上、ハイパスフィルターを使って写真をシャープにするレタッチ方法でした!