脱カメラ初心者コラム 第3弾
みなさまお疲れ様でごんす。げんせいです。
脱カメラ初心者コラム 第3弾はISO感度です。
全てのモードに関係してきますが、AUTO設定もあるので普段は意識せず撮影してる人も多いかと思います。
このコラムではISO感度を上下する理由や上下した時のメリット・デメリットを説明して行きますのでどうぞよろしくお願いします。
そもそもISO感度ってなんぞ?
ISO感度っていうのは、一言で言えば光を捉える感度を表したものです。
数値が低ければ感度が下がるので暗く、数値が高いと感度が上がるので明るくなります。実際に見てみましょう。
ISO感度 400〜3200の画像比較
ISO感度以外は焦点距離85mm F値2.2 シャッタースピード 1/100で固定しています。
はい、一目瞭然ですね。数値に比例して写真が明るくなっていくのがわかります。
昼間の屋外はISO感度 100で、夜のバーはISO 3200など、撮影場所の明るさによってISO感度を調整しましょう。
ISO感度をあげるデメリットは【ノイズが増える】
ISO感度をあげるメリットは上で述べた通り感度をあげて暗所での撮影を可能にすることですが、ではISO感度を上げるデメリットとは何でしょうか?
一言で言いますと感度が上がることによりノイズが増えてしまうということです。では実際に見てみましょう。
等倍で見た場合の画像比較


こちらは左がISO 100、右がISO 12800です。焦点距離85mm F値2.2 で固定し、シャッタースピードで明るさを調整しています。
画像サイズは6016 × 4016を等倍で860 × 580で切り出しています。ISO 12800まで上げるとノイズがかなり目立ちますね。ではもう1パターン見てみましょう。
リサイズした場合の画像比較


こちらは上で比較した画像をトリミングせず、サイズをリサイズして860 × 574にリサイズしたものです。
上で比較した等倍画像に比べるとノイズはほとんど気になりませんね。
まとめ
全モードと切っても切れない関係のISO感度。ここまで読んだあなたは【ISO感度 = 光の感度】と理解できたことと思います。
ISO感度を上げるとノイズは増えますが、比較で見たようにトリミングしたり大きな画像のまま使うのでなければそこまで問題はないと思います。
むしろノイズを気にしてシャッタースピードを遅くして手ブレしてしまっては元も子もありません。暗所での撮影は手ブレしないシャッタースピードで、それでも暗い場合は思い切ってISO感度をあげちゃいましょう!
ISO感度 = 光の感度
昼間の屋外など明るいところはISO感度を低くし、夜のバーなど暗いところはISO感度を高くする。
カメラごとのISO感度を理解する
ISO感度はカメラごとに上限・下限や高感度耐性が違いますので、どこまで使えるかを理解しておくこと。
ちなみに私の愛機 NIKON D750は ISO 100-12800。 ISO AUTO時は「ISOの上限は3200まで!」みたいな感じで上限を決めることが出来ます。ISO感度をカメラ任せにする、という選択肢がD750にはありますよ!高感度耐性も高いですし!