httpからhttps、wwwありからwwwなしへ。
コピペで使える.htaccessのリダイレクト設定方法
皆さんお疲れ様でございます。福岡でWebデザイナー・フォトグラファーやっとります、げんせいです。
今回はSEO的にも重要な.htaccessを使ったリダイレクトを備忘録がてら書いていこうかと思います。
なぜリダイレクトするか、という話
リダイレクトする理由はいろいろありますがパッと思いつくのは
- サイト・ドメインの引っ越し
- httpからhttpsへのリダイレクト
- wwwあり、なしの統一
- 特定のページから他のページへ飛ばす
- 一時的に非公開にしたいページからトップページに飛ばす
こんなところでしょうか。個別に解説していきましょう。
1. サイト・ドメインの引っ越し
こちらは現在のドメインから他のドメインに切り替える時に行うリダイレクトです。
恒久的な転送でgoogleからの評価を引き継ぎたいので301リダイレクトをします。
2. httpからhttpsへのリダイレクト
こちらはSSLのかかっていないページからSSLのか買っているページへのリダイレクトです。SSLがほぼ標準となっているのでサイトをSSL化している場合は基本的にリダイレクトさせます。恒久的なので301リダイレクト。
3. wwwあり、なしの統一
googleはwwwありのページとwwwなしのページを別のページとみなします。評価が分散されるのを防ぐためにwwwあり、なしどちらかに統一しましょう。恒久的な転送なので301リダイレクト。
4. 特定のページから他のページへ飛ばす
例えば他のページと統合したりする場合です。既存のページからその統合したページに移動させたい場合はリダイレクト設定をします。評価を引き継ぎたい場合は301リダイレクト、飛ばしたいだけなら302リダイレクトを設定しましょう。
5. 一時的に非公開にしたいページからトップページに飛ばす
例えば一般のユーザーには一旦非公開にしたいページがあるとします。その場合は一時的な転送を意味する302リダイレクトを設定します。
リダイレクトには【301リダイレクト】と【302リダイレクト】の2種類がある
リダイレクトには【301リダイレクト】と【302リダイレクト】の2種類があります。
【301リダイレクト】は恒久的な転送を意味します。googleからの評価は転送元URLから転送先URLへ引き継がれます。
例としては上であげたサイト・ドメインの引っ越し、httpからhttpsへのリダイレクト、wwwあり、なしの統一、などがあります。
【302リダイレクト】は一時的な転送を意味します。一時的に非公開にしたい場合や、期間限定キャンペーンなどで別ページに飛ばしたい場合は評価を引き継がない302リダイレクトを使いましょう。
.htaccess
最後にコピペで使えるソースを張っておきます。example.comの箇所は各サイトに合わせて変更しましょう。
.htaccessファイルの作り方は●●.htaccess(●●は適当な半角文字)というファイルを作り、サーバーにUPして●●の部分を削除してダウンロードします。Windows機では名前のないファイルを作成出来ないのでこのようなやり方で作成します(Mac機は作成出来ます)。
※.htaccessは設定を間違えるとサイトが表示されなくなったります。
必ず.htaccessのバックアップを取って元の状態に戻せるようにしてから作業を行ってください。
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<IfModule mod_rewrite.c> #httpからhttpsへリダイレクト RewriteEngine on RewriteCond %{HTTPS} off RewriteRule ^(.*)$ https://www.example.com/$1 [R=301,L] #wwwなしからwwwありへリダイレクト RewriteEngine on RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(example\.com)(:80)? RewriteRule ^(.*) https://www.example.com/$1 [R=301,L] RewriteEngine On RewriteRule test_01\.html$ https://www.example.com/test_02.html [R=301,L] RewriteRule test_03\.html$ https://www.example.com/test_04.html [R=301,L] </IfModule> |